男女問わず乳頭部分が陥没してしまっている状態を「陥没乳頭」と呼び、乳管を含む乳頭直下の繊維組織が未発達な状態であることや、繊維の癒着が起こることによって乳首が内側に引き込まれている状態になっています。

また陥没乳頭には軽度、中度、重度の3段階であり、重度の場合は美容外科などで手術を受ける必要が出てきます。指などで少しの刺激を与えると乳首が出る軽度や、吸引器などを利用して引き出すことが出来る中度であればセルフケアでも治すことが可能です。

陥没乳頭を日常ケアで改善する方法

陥没乳頭は乳首の真ん中がくぼんでいる場合や、平坦な状態を指します。直接痛みなどが起こるわけではないため対策をすることなくそのまま放置するという方も多いですが、完全に陥没してしまっている重度の状態だと、刺激を与えても乳首を引き出すことが出来なくなってしまうため、赤ちゃんへの授乳が出来なくなったり、へこんだ部分に汚れが蓄積することで雑菌が繁殖しやすい不衛生が状態を引き起こす可能性があります。

そのため美容的な問題だけではなく、健康にも影響を与えるリスクとなるため、早めに対策をとりたいと考える女性が増えてきています。指や吸引器など刺激を与えることで乳頭部分が出てくる場合は、日常的なケアで改善していくことは難しくありません。

自分の乳首の状態をセルフチェックしてみて、仮性陥没乳頭だと判断出来るならくぼんだ部分を治す専用のグッズを活用して状態を改善していく方法が手軽に始めることが出来るのでおすすめです。

陥没乳頭吸引器を利用する

自宅で行える陥没乳頭を治すグッズとして一番ポピュラーなのが、専用の吸引器を利用する方法です。吸引器は乳首部分に器具を当てて真空状態の中で空圧を与え陥没している部分を引き出し、一時的に乳首を通常の状態にする仕組みになっています。
強い空気圧で引き出すことが出来るので、指で引き出すよりも手間がかからず汚れた手で触れる必要がないので、清潔な状態でケアすることが出来るのも便利なグッズです。

元々は授乳時に数分間使用することで、乳首を引き出して赤ちゃんが吸いやすくすることを目的として発売されましたが、現在では日中常時装着するタイプも発売されたことで、突き出した状態を癖つけてくぼんだ部分を改善する目的のグッズも販売されています。

市販されている吸引器には手動ポンプタイプと電動タイプ、常時装着タイプの3種類あり、一番低価格のもので数百円から販売されるなど初めて利用する方も扱いやすく、自分の状態に合わせて選択出来るメリットがあります。

乳頭を出すためのセルフマッサージも効果的

普段は乳首が陥没状態になっている場合も、刺激を与えることで比較的露出しやすく出ている時間も長い軽度の状態であれば、マッサージを行って乳首を突出させることが可能です。
このマッサージを日常的に行うことで、赤ちゃんの授乳と同じように乳管が徐々に伸びていくため、突出している状態に癖付けを行うことが出来ます。

マッサージの方法は、バストを消毒綿を利用して清潔にした後に滑りを良くするコールドクリームやオリーブオイルを適量なじませます。乳首が陥没している場合は親指と人差指で引っ張り出し、乳輪を中心に親指と人差し指、中指の3本を当てて3本の指を乳輪に食い込ませてつまみ上げます。
絞り出すようにして乳首を圧迫したり、親指の腹で乳首を転がす、左右にひねるといった動きを4~5回繰り返せば完了です。

マッサージをする際に押さえておくべきポイントは、しっかり引き出そうとして強く引っ張ってしまうのはデリケートなバストを傷つける原因となるので注意しましょう。強めのマッサージは効果的ですが、痛みが伴う可能性が高いので始めはゆっくりと優しく行うことが大切です。

陥没乳頭改善クリームでお手入れ

市販されている陥没乳頭を治すグッズには、専用クリームなどもあり利用する事で効果的に状態を改善することが出来るメリットがあります。通常のマッサージクリームとの違いは、配合されている成分に血行促進や細胞活性化といった効果があり、バスト部分の乳腺と乳管自体を成長させる効果が期待できます。
また乳首部分のこわばりを軽減させる成分を配合することで、陥没部分を自然にアップさせて綺麗なバストトップに仕上げることが出来ます。

クリーム単品でマッサージをしても効果がありますが、吸引器と併用して利用すればこわばりやすい乳首部分に柔軟性をプラスして、より露出しやすいようにクセ付けすることが出来るメリットがあります。

このような対策グッズを利用する際には、直接指でデリケートなバストを触ることになるので、ケアをする直前には指や爪を綺麗にしてやりすぎないことが大切です。誤った方法を続けると効果が出ないだけではなく、傷をつけて炎症を起こしてしまうなどトラブルを起こしてしまう恐れがあります。

まとめ

“陥没乳頭は軽度から中度の状態であれば、改善グッズを利用してマッサージを行うなどセルフケアで改善していくことが可能です。乳首の状態をしっかり確認した上で、自分に合うグッズを上手く使い綺麗なバストを手に入れるようにしましょう。

陥没乳頭が重度の状態は自分でも対処することが難しいため、状態を改善する方法としてきちんとした医療機関に相談して適切な治療を受けることも大切です。